idea factory from newspaper 2003 11 22
留意事項(points of concern)
アメリカの投資信託市場で起きた問題が、沈静化すれば、問題ないが、
この問題が拡大するようだと、大きな問題となる。
新聞によると、
「資産総額7兆ドル、1億人が保有するアメリカの投資信託市場」とあります。
ここで、地震が発生すれば、大きな問題になります。
今後も、この問題については、注目していく必要があります。
株式分割(stock split)
新興市場の銘柄で、大幅な株式分割をする銘柄がありました。
社長のコメントは、
「学生にも買える株価に下げ、株主層を広げる」とのことでした。
これは、大変、有り難いことです。
現在の株式市場には、まだ、売買単位が、1000株の銘柄が多く、
銘柄によっては、投資資金が100万円を超えてしまうケースがあります。
これでは、プロはともかく、
これから株を始めようとしている人や、
株式投資にデビューしようとする人が敬遠してしまいます。
こういう人たちには、まず、10万円から投資できる環境を作るべきです。
初めて、スキーを始める人が、いきなり上級者コースに行くでしょうか。
しかし、今の株式市場には、そんな感じもあります。
やはり、初心者は、初級コースで、スキーを始めると思います。
株式市場も、そういう環境を用意すべきです。
株式市況(stock market conditions)
今週の前半は、大きく株価が下がった銘柄が多かったが、
だいたい、下げ止まった印象をうける。
それは、株価が下げる過程で、大きな出来高があったからです。
一般的に言われることは、大きな出来高を伴って、株価が下がる時は、
下げ止まりに近いと言われる。